レンタネコ [外国映画]
「レンタネコ」という題名が面白い作品だ。市川実日子という女優さんの持っているなんともユニークな雰囲気と可愛い猫たちのちょっとレトロ感のある作品である。
リヤカーに猫を乗せて、猫貸しますの呼び声に寄ってきた寂しい人たちに猫を貸し出すという、一風変わった商売をしているサヨコ(市川実日子)。もちろん猫を大事にしてくれる人だけにしか貸さない。
客は主人と愛猫をなくした老婦人(草村礼子)や単身赴任中の中年の男(光石研)、はやらないレンタカー屋を寂しく一人できりもりしている女性(山田真歩)など。皆「心の穴ぼこ」を埋めるために猫を借りていく。
そうやってサヨコは、色々な人に巡り合いながら、自宅ではたくさんの猫たちと一緒に暮らしているのだった。しかも自宅には仏壇があって、そこには愛するおばあちゃんの遺影がおかれている。が、両親や兄弟がいるのかいないのか、それは謎である。そんなこんなで独身の生活を送っている彼女がある日、中学の同級生吉沢(田中圭)に再会する。昔のことを思い出すサヨコだったが……。
おもしろい商売だなと思った。色々な状況の人たちをリアルに描くというよりも、ユーモラスに描いている。だから、ほんわかした雰囲気が作品全体に漂っているのだ。ただ雰囲気を大事にした結果、登場人物の心情というものは、あまりはっきりとは描かれていない。これが少し物足りなさを感じさせた。
サヨコの暮らしている部屋のインテリアがおもしろく、17匹も登場する猫たちがそれぞれ個性的でとてもかわいかった。また隣の変なおばさん役に小林克也が扮していて笑えた。
猫はとても不思議な動物だと思う。スルリと人の心の中に入ってくることができるのだ。忠実というよりも、信頼できる友達だ。「心の穴ぼこ」を埋めてくれるすばらしいパートナーなのである。
エンドロールに登場猫たちのイラストがながれるのだが、これを描いた人は「くるねこ大和」というブログ漫画で有名な人らしい。猫好きの人には楽しめる作品だと思う。あまり理屈っぽく考えずに雰囲気を楽しむ映画だろう。
監督:荻上道子 出演: 市川実日子、 草村礼子、 光石研、 山田真歩、 田中圭、 小林克也etc.
2011年 日本
リヤカーに猫を乗せて、猫貸しますの呼び声に寄ってきた寂しい人たちに猫を貸し出すという、一風変わった商売をしているサヨコ(市川実日子)。もちろん猫を大事にしてくれる人だけにしか貸さない。
客は主人と愛猫をなくした老婦人(草村礼子)や単身赴任中の中年の男(光石研)、はやらないレンタカー屋を寂しく一人できりもりしている女性(山田真歩)など。皆「心の穴ぼこ」を埋めるために猫を借りていく。
そうやってサヨコは、色々な人に巡り合いながら、自宅ではたくさんの猫たちと一緒に暮らしているのだった。しかも自宅には仏壇があって、そこには愛するおばあちゃんの遺影がおかれている。が、両親や兄弟がいるのかいないのか、それは謎である。そんなこんなで独身の生活を送っている彼女がある日、中学の同級生吉沢(田中圭)に再会する。昔のことを思い出すサヨコだったが……。
おもしろい商売だなと思った。色々な状況の人たちをリアルに描くというよりも、ユーモラスに描いている。だから、ほんわかした雰囲気が作品全体に漂っているのだ。ただ雰囲気を大事にした結果、登場人物の心情というものは、あまりはっきりとは描かれていない。これが少し物足りなさを感じさせた。
サヨコの暮らしている部屋のインテリアがおもしろく、17匹も登場する猫たちがそれぞれ個性的でとてもかわいかった。また隣の変なおばさん役に小林克也が扮していて笑えた。
猫はとても不思議な動物だと思う。スルリと人の心の中に入ってくることができるのだ。忠実というよりも、信頼できる友達だ。「心の穴ぼこ」を埋めてくれるすばらしいパートナーなのである。
エンドロールに登場猫たちのイラストがながれるのだが、これを描いた人は「くるねこ大和」というブログ漫画で有名な人らしい。猫好きの人には楽しめる作品だと思う。あまり理屈っぽく考えずに雰囲気を楽しむ映画だろう。
監督:荻上道子 出演: 市川実日子、 草村礼子、 光石研、 山田真歩、 田中圭、 小林克也etc.
2011年 日本
xml_xslさんへ
こんばんは。nice!ありがとうございます♪
by coco030705 (2012-05-26 00:06)
tomoartさんへ
こんばんは。nice!ありがとうございます♪
by coco030705 (2012-05-26 01:55)
映画館で、予告を見たときに、cocoさんが見るはず、って
思ってました。
<あまり理屈っぽく考えずに雰囲気を楽しむ映画だろう。>
→ きっと、癒し系のほっとする映画なのでしょう。私も見ます。
by TaekoLovesParis (2012-05-26 08:49)
Taekoさんへ
こんにちは。nice&コメントありがとうございます♪
やはり猫の映画なので、観ておかなくちゃと思って。(^^)
ある程度登場人物の気持ちはわかるんですが、なんかもうちょっと
決めのセリフとか、掘り下げがほしかったかなって思います。
サヨコと同級生の吉沢君との関係も、行方をもっと描いてほしかったです。
とはいえ、ユニークでユーモラスな作品なので、楽しいですよ。
よかったらご覧くださいませ。
by coco030705 (2012-05-26 11:34)
こんにちは。
猫の存在感には癒されるのだなあとしみじみ思う作品でした。
私は猫を飼ったことは無いので、ちょっと憧れます。
ただ、あんなにお墓が建っていると、ちょっとドッキリしますけど。
隣のおばさん、やけに絡んできましたね~
何故に小林克也!?と思ったのですけど、最後には出てくるだけで笑ってました☆
by non_0101 (2012-05-26 12:02)
nonさんへ
こんばんは。nice&コメントありがとうございます♪
猫はほんとにかわいいです。お墓がたくさんあったのも、
サヨコが猫に愛情を持っている証拠ですね。
小林克也といえば、流暢な英語でのディスクジョッキーが
有名でしたが、あの隣のおばさん役、結構はまり役かもですね~。(^^)
by coco030705 (2012-05-26 20:55)
yukkoさんへ
こんにちは。nice!ありがとうございます♪
by coco030705 (2012-05-27 15:00)
Lobyさんへ
こんにちは、ようこそ。nice!ありがとうございます♪
by coco030705 (2012-05-29 15:55)
マチャさんへ
こんばんは。nice!ありがとうございます♪
by coco030705 (2012-05-29 19:14)
こんにちは。
『かもめ食堂』の監督さんの映画なんですね。
猫をレンタルで借りれたら利用したい気持ちあります^.^
映画のお話としては「商売」という事で、お金ももらって
貸出してるんでしょうか?
by キキ (2012-05-31 00:36)
キキさんへ
こんにちは。nice&コメントありがとうございます♪
そうです、「かもめ食堂」の荻上監督です!
サヨコは猫を貸し出すんですが、借りる人がどんな生活をしていて
どんな人物なのかをその人の家まで行って調べます。
お金をとるといっても、1000円とか、無料とか、相手によってね。
だから、どうやって生活しているのかはナソですね。市川実日子の演技も
楽しいですよ。
猫好きのキキさんには、おすすめです☆
by coco030705 (2012-05-31 16:02)
GONさんへ
こんばんは。nice!ありがとうございます♪
by coco030705 (2012-06-01 01:47)
くらいふさんへ
こんにちは。nice!ありがとうございます♪
by coco030705 (2012-06-02 13:51)
マンチ軍団さんへ
こんばんは。nice! 有難うございます♪
by coco030705 (2012-06-04 20:47)