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ゴッホ展2020 兵庫県立美術館 [アート・カルチャー]

 閉館していた兵庫県立美術館が、3/17から再開したので、意を決して3/19に行って来ました。チケット購入だけでも20分並ぶほどの大盛況。帽子、眼鏡、マスクの3点セット、肌身離さずに、何カ所かにおいてあるアルコール消毒剤で手を消毒しながらの鑑賞。

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     薔薇

 1880年、27歳の時に画家を志したファン・ゴッホ(Vincent van Gogh, 1853-1890)は、画業の初期にハーグ派の影響を受けました。特に、中心的な画家のひとり、アントン・マウフェ(Anton Mauve, 1838-1888)が縁戚関係にあったことから直接の指導を仰ぎ、その後、ハーグに移住して他の画家たちとも交流します。
 ヨゼフ・イスラエルス(Jozef Israels, 1824-1911)やヤコプ・マリス(Jacob Maris, 1837-1899)、マテイス・マリス(Matthijs Maris, 1839-1917)らマリス兄弟を中心としたこのグループは、街の近辺で出会う身近な風景を描きました。対象を正確に写し取るのではなく、示唆に富んだ筆致で仕上げた彼らの絵には、時としてスケッチのような趣が残されています。このように、細部ではなく印象を重視した手法をファン・ゴッホはまず身につけたのです。
(兵庫県立美術館サイトより)

 ゴッホは、画家になることを決心してから、独学で学び始めた。色彩理論や素描について描かれた本を読み、それを実践する場としてホルバインやミレーなどの過去の巨匠作品を模写した。(ゴッホ展図録より)


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   疲れ果てて         ファン・ゴッホ

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   ジャガイモを食べる人々   ファン・ゴッホ

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   器と洋梨のある静物     ファン・ゴッホ

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   白い帽子を被った女の頭部  ファン・ゴッホ
 
 ゴッホは農民画家として、上記の作品を描き、友人たちに披露したが、反応はそれほどよいものではなかったようです。

 この展覧会では、ゴッホが影響を受けたハーグ派の画家たちの絵も展示されていたのがとてもよかったと思う。私はなかなか観る機会がないからだ。その中から数人の画家の絵をご紹介します。


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   4頭の曳き馬       アントン・マウフェ
 

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   縫物をする若い女     ヨゼフ・イスラエル


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   街の眺め         ヤコブ・マリス


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   出会い(仔ヤギ)      マティス・マリス     


 これらの絵は、派手さはないがどの絵も、人間の温かみを感じることができると思う。

ー「『芸術は自然に付け加えられた人間だ』僕は芸術という言葉についてこれ以上の定義を知らない。」by ゴッホー弟テオへの手紙より抜粋ー


 1886年、ゴッホは弟テオを頼って突然パリに出た。ファン・ゴッホは、初めて目にする印象派の作品に大きく衝撃を受けるのだった。


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   陶器壺の花     アドルフ・モンティセリ

 モンティセリはゴッホがパリに出てすぐに心酔した画家だそうです。暗い背景と明るく鮮烈な花の色の対比、盛り上がった厚塗りに筆遣いなど、多くを彼から学んだとのこと。


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    花瓶の花        ファン・ゴッホ


 それまで写実主義的な絵を描いていたファン・ゴッホは、印象派の作品に大きく衝撃を受け、その明るい色遣いや筆触を取り入れるようになった。


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   エラニーの牛を追う娘   カミーユ・ピサロ

 大好きなピサロの絵の展示もありました。

ーピサロが言っていることは本当だ。色を調和させたり、また不調和にすることで生まれた効果は、思い切って強調しなければならない。ーテオへの手紙よりー


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   クールブヴォアのセーヌ河岸  クロード・モネ

 モネのすばらしい風景画です。何と美しいのでしょう。

ー……今や彼らの作品を見てきて、その一員でないにしても、印象派の絵のいくつかに大いに感服している。例えば、ドガの裸婦やクロード・モネの風景画なんかそうだ。-友人の画家リヴェンスへの手紙より-


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   水飼い場    ポール・ゴーギャン

ーデッサンについてゴーギャンが教えてくれたことに僕が多くを負っていること、それに彼が自然を愛するその方法を常に高く評価しているのは確かです。僕の意見では、彼は芸術家である以上に人としてすばらしいー友人の画家、ジョン・ピーター・ラッセルへの手紙よりー


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   タンギー爺さんの肖像   ファン・ゴッホ

 モンマルトルのテオとファン・ゴッホの住まいの近くにタンギー爺さんの画材屋があった。この店主は画家たちの面倒をよく見て「タンギー爺さん」と慕われていた。……(ゴッホ展図録より)

ータンギー爺さんのところに小さな部屋を借りて、かなりの数の作品をそこにおくことにした。(……)こうすることで、爺さんはいつでもとても簡単にきみの作品を飾ることになる。ブドウ畑や夜景の効果に使われている色遣いに、爺さんがどれほど夢中になっているか想像できるだろう。いつかきみにも、ぜひ彼の賞賛を聞いてほしいよ。-テオからの手紙よりー

 タンギー爺さんのことを、原田マハさんが「ジヴェルニーの食卓」という短編集に書いています。タンギー爺さんの人柄がリアルに感じられるように描かれていますので、ご興味があればどうぞ。


 南仏の光溢れる景色の中で、ファン・ゴッホは独自の技法を打ち立てていきます。自然を観察し、原色を使い、絵の具を厚く塗り重ね、風景や人々を描きとめました。
(兵庫県立美術館サイトより)


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   河岸の木々   ファン・ゴッホ


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   麦畑    ファン・ゴッホ


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   サン=マリー=ド=ラ・メールの風景  ファン・ゴッホ   


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   麦畑とポピー   ファン・ゴッホ


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   パイプと麦藁帽子の自画像  ファン・ゴッホ


ーそれに自分自身を描くことは簡単ではない。それは決して写真とは違う何か?それにほら、それこそが印象派がほかのものに特に勝っている点だ。それはありふれたものではない。人々は絵の中に写真よりもずっと深いところで類似したものを探している。-妹ウィルへの手紙よりー


 自らに起きた精神病の発作によって、1889年5月ゴッホは自発的にサン=レミの精神療養院に入った。けれども、制作する手をとめず次々と作品を産み出していった。


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   サン=レミの療養院の庭   ファン・ゴッホ
 この作品はとても美しく、大好きな絵です。


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   糸杉   ファン・ゴッホ


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   蔦の絡まる幹  ファン・ゴッホ


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   オリーブを摘む人々  ファン・ゴッホ


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   曇り空の下の積み藁  ファン・ゴッホ


 ゴッホは、1890年5月20日、パリ北部に位置するオーヴェール=シュル=オワーズに移った。そして旅館ラヴ―に宿泊し、神経系の病気を専門とするガシュ博士という理解者を得た。彼は同年7月29日、37歳で亡くなるまで、自分自身の芸術を追い求めた。


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   ポピー畑  ファン・ゴッホ (1890年オーヴェール=シュル=オワーズにて)


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   ガシュ博士の肖像  ファン・ゴッホ

ーガシュ博士はもう友達みたいなものだし、新しい兄弟のような関係にもなるだろう。僕らは身体的にも精神的にもたくさんの共通点がある。彼はとても神経質で風変わりで、新たな一派の芸術家たちと友情をはぐくみ、彼らのために可能な限り世話を焼いてやっている。-妹ウィルへの手紙よりー

ー旅から戻ると、きみからの手書きとエッチングを見つけた。(……)ガシュ博士のことはよく知らないが、ピサロ爺さんが彼についてよく話している。それに、きみの作品や考え方に理解を示してくれるような人がそばにいるというのは、心地よいことだろう。-友人の画家ゴーギャンからの手紙よりー


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   薔薇   ファン・ゴッホ 


 私は幸運にも、「ゴッホ展2020」を鑑賞することができました。本展は、ファン・ゴッホの画業の初期から、印象派の洗礼を受けて独自のスタイルを確立するまでを追っています。

 ゴッホの絵は以前からとても好きでしたが、彼がこれほどまでに努力家で、新しいことを吸収する精神を持った勉強家だったということは、知りませんでした。

 この展覧会のすばらしいところは、彼自身の絵画やドローイング約50点に合わせて、彼の絵の基礎になり、そして方向性を決定づけたハーグ派と印象派の作家たちの作品約30点も展示されたところだと思います。そして、弟や妹、友人たちに宛てた手紙の抜粋を、作品の横に展示したことも観るものの理解を深めたと感じました。

 これだけの準備をされたゴッホ展(上野の森美術館&兵庫県立美術館)の学芸員さんや関係者の方々に、感謝と尊敬の気持ちをささげたいと思います。心から、ありがとうございましたと申し上げます。

 本物には到底及びませんが、短くも豊かなゴッホの画家としての人生を、皆さんが彼の作品と言葉を通して味わってくだされば、とても嬉しく思います。




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(。・_・。)2k

ゴッホは独特なタッチですよね
わりと好きな作家さんです

by (。・_・。)2k (2020-04-19 00:26) 

coco030705

(。・_・。)2kさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

ゴッホのタッチはほんとにすばらしいですね。これも彼がたくさんの習作を描いて、努力した結果なのだと思うと、感動します。
by coco030705 (2020-04-19 01:18) 

coco030705

ピストンさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 01:19) 

coco030705

ryo1216さんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 02:56) 

いっぷく

絵のことはわかりませんが、独学で学び始めたというのはすごいですね。
「模写」ということは、まずは先人の世界を経験して「概論」を学んだのでしょう。
かなりの時間とエネルギーを費やして、その「数稽古」を重ねたのだろうと思います。
作家でも画家でも、世に出ている人は、それまでに相当な泥臭い努力をしているんですよね。
自分も頑張ろう、という前向きな気持になれますね。
by いっぷく (2020-04-19 06:10) 

SORI

coco030705さん おはようございます。
作品数の少ないゴッホですが、沢山の作品を見ることができるのはすばらしいです。家内も行くつもりでしたが新型コロナのために見に行けなくなりました。
by SORI (2020-04-19 08:45) 

coco030705

いっぷくさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

いっぷくさんのおっしゃるとおりです。ゴッホは画家になる目的に向かって、できうる限りの努力をしてきた人なんですね。
それはどんな画家にも言えることだと思いますが、ゴッホのすごいところは、新しいものを取り入れて、画風を変えていったところにあると思います。それでも、生きている間はなかなか受け入れられませんでした。映画「永遠の門 ゴッホの未来」で、彼は「今、絵を描いているのは未来への種まきなのだ、収穫は未来の人のもの」といっています。私たちはその収穫をえているのですね。
by coco030705 (2020-04-19 11:06) 

TaekoLovesParis

大作ですね!最後の2行のメッセージどおり、ゆっくり楽しませていただきました。
こうやって、制作年代順にみていくと、私たちに馴染みの作品は、晩年が多いのですね。初めて見る南仏に行った直後の絵が、どれもすてきです。麦畑とかサン=マリー=ド・ラ・メール、美しい色彩!最後の有名な「薔薇」は、美しく爽やかですね。
これだけの作品を借りてくるのは大変だったでしょうね。見損ねたけど、cocoさんの記事で、改めて良い展覧会だったことがわかりました。


by TaekoLovesParis (2020-04-19 11:28) 

coco030705

SORIさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

私は本当にラッキーでした。19日に行って、20日の午後から再び休館になってしまったんです。またいつか、ゴッホ展が日本で開催されることを心から、望んでおります。

by coco030705 (2020-04-19 11:32) 

coco030705

Taekoさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

ゴッホの初期の作品はいくつかは、いままでのゴッホ展でみたことがあったんですが、ここで色々観られてよかったです。Taekoさんがおっしゃるように、やはり印象派の影響を受けて以降の絵が、なじみ深いですよね。色遣いがとても美しいと思います。こんなにすばらしい展覧会が途中で中断されて、美術館の関係者の方々はどんな思いなのかと。兵庫県立美術館にお礼状を書こうと思っております。
by coco030705 (2020-04-19 11:40) 

coco030705

xml_xsl さんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 11:46) 

coco030705

匁さんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 11:48) 

coco030705

きささんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 11:49) 

U3

coco030705さん こんにちは。
「糸杉」が一番好きな作品です。
by U3 (2020-04-19 12:59) 

ゆきち

あの再開のわずかなチャンスに行ってこられたのですね!
ゴッホはうねるような青と黄色が大好き♪
けれど何となく緊張感があるというか絵の力が強すぎて寝室に飾りたい絵ではないな、という印象があります^^;
「糸杉」がいいですね。
by ゆきち (2020-04-19 15:41) 

coco030705

U3さんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

「糸杉」実物はとても迫力があって、すばらしい絵でした。
またいつか、本物を観たいです。
by coco030705 (2020-04-19 16:04) 

coco030705

ゆきちさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

そうなんです、やっと再開になったので、行ったらすごい来館者でした。でも次の日の午後からまた閉館になってしまうとはね。お客さんも美術館の方々も、どんなにくやしかったでしょう。

そうですね、寝室に「糸杉」などを飾ったら、絵の迫力に押されて眠れなくなりそう。(^_^;) でも最後の「薔薇」なんかだったらスッキリしているので、いいかもしれませんネ。
by coco030705 (2020-04-19 16:12) 

coco030705

zombiekongさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 16:16) 

coco030705

サボテンさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 16:17) 

coco030705

ぼんぼちぼちぼちさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 17:47) 

coco030705

gillmanさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 21:43) 

coco030705

ネオ・アッキーさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 21:44) 

coco030705

鉄腕原子さんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-19 21:45) 

coco030705

@ミックさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-20 02:10) 

tarou

お早うございます、南禅寺にコメントを
有難うございました。

なじみの有る画家さんです、いくつかの絵を
美術館で見たことが有りますが、ゴッホの絵を
集めた展覧会は見たことが有りません。
展覧会が中止される中、ラッキーでしたね。

by tarou (2020-04-20 09:04) 

coco030705

tarouさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

そうなんです、本当にラッキーでした。でも関西に来た、たくさんのいい展覧会を見逃しました。やはり開催したらすぐに行かないといけないというのが、教訓になりました。
まだまだコロナとの戦いは続きそうですので、くれぐれもお身体にお気を付けくださいませ。
by coco030705 (2020-04-20 13:20) 

coco030705

kameさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-20 21:42) 

coco030705

芝浦鉄親父さんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-20 21:43) 

coco030705

mayuさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-20 21:44) 

Naka

こんにちは。
東京で行きましたが、ゴッホの画風が完成されて行く様がよく解る展覧会でした。特に晩年の作品は感動します。
短い画家人生からは考えられないほどの多くの作品から感じるゴッホの探求心と情熱は、哀しくなるほどでした。生前評価されなかった事を思うと尚更ですね。
by Naka (2020-04-21 10:25) 

coco030705

Nakaさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

お互いに、展覧会鑑賞ができたのは、ラッキーでしたね。これからは、早い時期に行かなくてはと思いました。
ゴッホの画風の変遷がよくわかりましたよね。とても興味深かったです。印象派の影響を受けてからの作品は、豊かさを増していますね。こんなに短い間に、これだけの作品を描くなんて、まさに命をけずって描いた、というのがピッタリな感じがします。
そして、色々な人への手紙から、ゴッホの人となりもよくわかって、本当にすばらしい人だ思いました。
私たちが作品という収穫を目の当たりにしていることこそ、至福だと思います。
by coco030705 (2020-04-21 11:42) 

coco030705

ぽこねんさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-21 11:43) 

coco030705

テリーさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-21 16:52) 

coco030705

pommeさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-21 16:53) 

匁

こんばんは
この中では、ゴッホの 糸杉 が好きですね。確か、以前に 模写 もしましたよ!。

今は兵庫県立美術館は休館していますね。運が良かったんですね。何時間ぐらい待ったんですか?。中は大混雑では?。東京では上野の森美術館で開催されました?。確かその時は前を通たら3時間待ちと出ていました。長い列でしたよ。

映画館も休館ですね。定員を減らして開館できればと思っています。
by (2020-04-21 20:13) 

coco030705

匁さんへ
こんばんは。コメントもありがとうございます♪

「糸杉」は実際の絵がとても迫力があって、圧倒されそうでした。魂がこもっているという感じでしたよ。このゴッホ展の図録は、糸杉と薔薇の2種類あったのですが、糸杉を選びました。薔薇は大判ハンカチとして販売していたので、それも買いました。パソコンをカバーするのに使っています。匁さんの糸杉の模写、みたいです。

私はチケットを持っていなかったので、2,30分並んで買い、入館にはやはり20分くらいかかったかもしれません。東京都はやはり人の多さが違いますね。

映画館も閉まっているので、今はDVDやBSプレミアムで映画をみています。昨日は「ハスラー2」でポール・ニューマンのカッコイイ所を見て、惚れ惚れしました。若いトム・クルーズも出ていましたよ。
by coco030705 (2020-04-21 21:07) 

Inatimy

アントン・マウフェとヨゼフ・イスラエルは割と好きな画家です。
昨秋にデン・ハーグにあるデ・メスダハ・コレクシーという美術館に行った時に(この時はミレーの企画展がらみで紹介されてた)いくつか絵画を見ました。
ゴッホの「花瓶の花」もデン・ハーグ市美術館で^^。
今は日本でも美術館は臨時休館中でしたよね。 また自由に見に行ける穏やかな日が戻ってくるといいですよね。
by Inatimy (2020-04-21 21:27) 

ふにゃいの

開いていたんですね。よかったですね。
私は、東京上野でこれをみた以来
美術展が全部だめになってしまいました。
ナショナルギャラリーの東京が
間に合うかどうか…TT
サン=レミの療養院の庭、本当にきれいでした。
by ふにゃいの (2020-04-21 22:25) 

coco030705

Inatimyさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

ハーグ派の絵もいいですね。温かみがあると思います。あまり観る機会がなかったので、今回観れてよかったです。ゴッホの「花瓶の花」も初めてでした。ゴッホは花の絵もたくさんあって、いい絵が多いですね。
美術館はほとんど休館中です。特に、東京、大阪、京都、神戸は5月6日のゴールデンウィークが終わるまで、休館ですね。とても寂しいです。色々ないい展覧会を見逃してしまったので、これからは、始まったらすぐにいかなくては!と思います。
by coco030705 (2020-04-22 11:59) 

coco030705

ふにゃいのさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

ゴッホ展、再開してたった2日でまた閉館になったので、本当にラッキーでした。
東京はいい展覧会が、大阪よりたくさん来るので残念ですね。
ナショナルギャラリー展、私もぜひ観たいとおもっています。大阪は6月からかしら。どうなることでしょう。
サン=レミの養老院の庭の絵は、すごくたくさんの色を使ているんですね。ほんとうに美しい絵です。
by coco030705 (2020-04-22 12:11) 

coco030705

nachicさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-22 12:20) 

coco030705

ニコニコファイトさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-22 12:21) 

ニコニコファイト

いや病院にはいきますよ。2つ受診していたのが、1つになったということです^^
by ニコニコファイト (2020-04-23 06:40) 

coco030705

ニコニコファイトさんへ
コメントもありがとうございます♪
そうですか、でも1つになっただけでも、気が楽でしょうね。
これからも、塗り絵がんばってください!

by coco030705 (2020-04-23 15:18) 

tarou

お早うございます、専修寺にコメントを
有難うございました。
写真では、比較するものが写っていないので
大きく感じませんが、とても大きな屋根でした。

by tarou (2020-04-24 08:42) 

coco030705

tarouさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-24 15:28) 

coco030705

ゆういちさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-24 15:55) 

coco030705

平凡な生活者さんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-24 20:06) 

のらん

ゴッホの初期の作品なんて、初めて見ました。
最初は、まだ、ゴッホらしさがまったく表現されていないのですね〜
独学で、模写から・・・
そこから、あの独特の世界を完成させていくなんて、やっぱり天才(^.^)
開催期間、ほんとに短かったと思いますが、見に行けてよかったですね♪
by のらん (2020-04-25 12:51) 

coco030705

のらんさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

ぼへ猫さんたちのお世話、こんな時期なのに、大変ですね。お疲れ様です♡♡♡=^_^=
ゴッホの初期の絵は、以前のゴッホ展で1,2作は観たことがあるのですが、色々観られてよかったです。地味な中に、素朴さと温かみを感じることができます。
そして、それだけで終わらない探求心が、新しいものを取り入れて、自分のものとして昇華させていくというのか、すごいですね。
たった37年間のあいだに、情熱を燃やし尽くしたのですね。
1/25から開催してたのに、観に行くのが遅くなって……。でもほんとうに観られてよかったです。天の恵みかもしれません。
by coco030705 (2020-04-25 14:21) 

coco030705

コザックさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-25 22:20) 

tarou

こんにちは、浅草寺にコメントを
有難うございます。
仲見世通りで楽しんで、参拝できるのが
いいです、いつも人形焼は買います。
by tarou (2020-04-26 13:41) 

non_0101

こんにちは。
この美術展は昨年の上野の森美術館で観ることが出来ました。
充実した美術展でしたね。
中でも「糸杉」はイメージが変わるほど印象に残りました。
大変な中でしたけど観ることが出来て良かったですね(^^)
by non_0101 (2020-04-26 14:21) 

coco030705

tarouさんへ
こんにちは。コメントもありがとうございます♪

また自由に東京へ行ける日が来ることを心待ちにしています。
by coco030705 (2020-04-26 15:44) 

coco030705

nonさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

nonさんは上野の森でご覧になったんですね。とても充実した展覧会でしたね。
「糸杉」の力強さは、圧倒的でしたね。すばらしい作品だと思います。ゴッホのエネルギーと魂が感じられる力作だと思います。図録の表紙が2種類(糸杉・薔薇)ありましたが、やはり糸杉を買いました。東京の美術館へ行ける日が、早くやって来ることを願っています。
by coco030705 (2020-04-26 15:51) 

coco030705

kokoroanさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-26 15:52) 

うりくま

ゴッホ展、鑑賞することができて良かったですね!
関西ではもう美術館に行けるようになったのかと
嬉しく拝見していたら、2日で閉館?!お客さんが
集まりすぎてしまったということでしょうか。
既に忘れかけていた所もあったので、御記事で見所
を解説して頂いて、そうそう、そうだった!と感動
を新たにすることができました。有難うございます。
ジヴェルニーの庭、印象派の画家の方々の生活を
知る事ができて、とても面白かったですね。
by うりくま (2020-04-26 21:36) 

コザック

こんばんは
昨年観たはずなのに、まったく覚えていなかった。
くわしく解説してもらって楽しめました。。
糸杉の力強い色使いもあらためて素晴らしいと思っちゃった(^_-)-☆
by コザック (2020-04-26 22:23) 

coco030705

うりくまさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

そうなんですよ、ゴッホ展たったの3日でまた閉館、私はラッキーだったけど、他の美術ファンや美術館関係者の人々がどんなに悔しい思いをされたかと思うと、他人事とは思えません。
この展覧会は年代順に詳しい解説や、同じ時期にゴッホが影響を受けた画家の作品も一緒に展示するという、凝ったつくりになっていましたね。ほんとうにいい展覧会でした。原田マハさんの作品、よく読んでいます。人物像を描くのが上手いですよね。
それぞれの地域の美術館の再開を心から願っています。
by coco030705 (2020-04-27 12:27) 

coco030705

コザックさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

楽しんでいただけて良かったです!「糸杉」は、実物の迫力に圧倒されました。ゴッホの情熱と魂が迫って来るようでした。
図録は、糸杉か薔薇の2種類あったのですが、やはり糸杉を選びました。早く東京の美術館巡りを再開したいです。ブリジストン美術館の新館も行かなくちゃね☆
by coco030705 (2020-04-27 12:34) 

coco030705

ずん♪さんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-27 21:20) 

coco030705

takaさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-28 17:11) 

coco030705

らしゅえいむ さんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-28 22:24) 

kontenten

やはりホンモノのゴッホは迫力ですね(°0°)
実は、視た事がないのです(><)
行きたい時にこの騒ぎ・・・嫌ですよね。
by kontenten (2020-04-29 22:10) 

coco030705

kontentenさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪

ここには写真しか載せていないのですが、ホンモノは、やはり
ゴッホの気迫がダイレクトに伝わってきます。一筆一筆に、ゴッホの情熱と魂が込められているのだなと思いました。
また何年か後、ゴッホ展は必ず開催されると思います。その時はぜひ、ホンモノをご覧になったら面白いのではないでしょうか。
by coco030705 (2020-04-29 22:32) 

coco030705

sanaさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-04-30 02:15) 

tarou

coco030705 さん お早うございます
GWはいかがお過ごしですか?
ステーホームで昔の写真データを使って
フォトムービーの編集に時間を使っています。
築地本願寺カフェも素敵なようです、まだ
行っていませんが・・・・
by tarou (2020-04-30 08:35) 

coco030705

tarouさんへ
こんにちは。コメントもありがとうございます♪

築地本願寺にカフェがあるのですか。東京へ行けるようになったら、ぜひ行ってみたいです。


by coco030705 (2020-04-30 13:02) 

tarou

coco030705 さん お早うございます
柴又帝釈天にコメントを頂き有難うございました。

昭和の時代を感じさせる街並みが楽しかったです
参拝のあとは川甚の鰻を食べて河辺の土手を散歩して
帰りました。

by tarou (2020-05-02 08:32) 

coco030705

tarouさんへ
こんにちは。再コメントもありがとうございます♪

昭和の街並み、少なくなってきているので、いいですね。
美味しいものを食べて、川のそばを散歩、最高です。早くこういうことが自由にできる世の中に戻ってほしいものです。
by coco030705 (2020-05-02 12:34) 

coco030705

konntaさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-05-03 13:33) 

coco030705

よいこさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2020-05-03 21:08) 

平凡な生活者

coco030705 様

 ご訪問ありがとうございました。
 独特の画風に魅了させられます。
同じ風景を見ても作者によって様々な表現の違いがでるのが絵画ならではと感じています。写真は、同じ時間で同じ場所で同じレンズで同じ絞りで同じシャッタースピードであればほぼ同じように撮れるようです。

 絵画は作者が被写体としている風景と自己が一体となり、そこに客体は存在せず主体となったものを描いているように感じます。
 我々は見えている対象だけを見ているわけではなく、見えない空間を通して見ているようです。ゴッホは普通の人が知覚対象として認識できていない見えない空間をちゃんと見て表現しているのかと思われるような空気感を感じます。
 音楽家も聞こえない静寂を演奏できる音楽家であるかどうか、シェフでも味のない味を提供できるか。マッサージも感覚のない感覚を伝えることができるか。噺家も間で言葉のない言葉を伝え、経も言葉で表現できないものを伝えることができるかどうかにかかっているような気がします。教育家も本に書かれていない教えを伝えることができれば最高だと思われます。

 見えるはずのない当時の透明な空間を絵の中に描いているように感じます。飽きることのない活き活きした空気感に衝撃を受けています。
by 平凡な生活者 (2020-05-04 21:53) 

kontenten

LINEでお茶会佳いですね(^^)
 オンライン飲み会は、ZOOMとFacebookメッセンジャーを試しましたが
ZOOMは発言権が一名、メッセンジャーは全員の声が入ります。
合唱をするのならメッセンジャーが良いですが、飲み会や会議は
ZOOMの方が合っていると思います。
ただ、一名しか発言権がないって事は後は飲んでるだけ(><)
つい飲み過ぎてしまいます^^;Aアセアセ
by kontenten (2020-05-05 23:57) 

coco030705

平凡な生活者さんへ
こんにちは。コメントもありがとうございます♪

ゴッホは、普通の者には見えない物がみえていたのでしょうね。それで、これだけの色遣いと力強いタッチを産み出すことができたのですね。これこそ天才ですね。
私は落語もよく聞くのですが、上手い噺家ほど、間の取り方が絶妙です。いかにして噺を際立たせるかが、腕の見せどころです。
そういう風に考えると、「見えない物」「聞こえない物」を大事にすることが、よく生きるコツかもしれません。
by coco030705 (2020-05-06 00:35) 

coco030705

kontentenさんへ
コメントもありがとうございます♪

ZOOMは話せるのが1人だけなんですね。LINEは全員の声が入ってしまうので、順番にしゃべらないと何を言っているのかわからなくなります。それに映像もとぎれますし、まだまだお遊び程度にしか使えません。ほんとに一人だけしか話せないとなると、他の人は飲むしかないので、酒量がふえますね。(^_^;)
by coco030705 (2020-05-06 00:41) 

tarou

coco030705 さん お早うございます
建長寺にコメントを有難うございました。
奥座敷の半蔵坊には、天狗さんがたくさん・・・
https://kamakuratrip.com/hansobo/

by tarou (2020-05-06 10:07) 

coco030705

tarouさんへ
こんにちは。コメントもありがとうございます♪

ほんとうに天狗がたくさんいますね。あの時代は実際に
居たのかな、なんて考えるのも楽しいです。
by coco030705 (2020-05-06 22:31) 

coco030705

lequicheさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
by coco030705 (2020-05-10 01:57) 

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