生きる LIVING [外国映画]
この映画は、黒澤明監督の名作映画「生きる」(主演:志村喬)を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本により、イギリスでリメイクした作品です。私はビル・ナイのファンで、黒澤明監督の「生きる」もかなり前に観たので、ぜひという思いで観に行きました。
(アカデミー賞では、カズオ・イシグロさんが脚色賞、ビル・ナイが主演男優賞にノミネートされましたが、無冠に終わりました。残念!)
1953年、第2次世界大戦後のロンドン。仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。
(余談ですが、これは1953年当時のイギリスのサラリーマンの出勤風景です。彼らは、山高帽をかぶり、ピンストライプのスーツやダークスーツを着て、汽車で都心の会社へ通勤していたのです)
ウィリアムズは息子夫婦と同居していたが、息子とはあまり話すこともなかった。
そんなある日、彼はガンに冒されていることがわかり、医師から余命半年と宣告される。手遅れになる前に充実した人生を過ごしたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾート地のパブで酒を飲んで、スコットランド民謡の「ナナカマドの木」を歌うが、誰も聴いてくれないと彼は思った。(ビル・ナイの歌は、すごくハリがあって上手でした。歌手でもあるのかも最後に添付しています)そして、慣れないショウを観たりするが、まったく溶け込めなくて、満たされない。
ロンドンへ戻った彼は、部下の若い女性マーガレット(エイミー・ルー・ウッド)と偶然道で会い、彼女が役所をやめて、カフェで働くことを知る。そして、マーガレットがウィリアムズに次の職場で雇ってもらうのに、推薦状がいると相談を持ち掛けてくるのを承諾し、彼女をフォートナム・アンド・メイソンのカフェに誘う。そこで推薦状を書くためだ。
ウィリアムズ(ビル・ナイ)&マーガレット(エイミー・ルー・ウッド)
(フォートナム&メイソンはロンドンの老舗百貨店で、そのティールームは有名です。紅茶も有名)
マーガレットは明るくて、よく話す楽しい女性だった。彼女は前の職場で密かにみんなにあだ名をつけて楽しんでいて、ウィリアムズのことは「ゾンビ」と呼んでいたと、悪気もなく打ち明ける。ウィリアムズはとても細くて静かだからとのこと。
エイミー・ルー・ウッドは、とても明るく健康的で、お茶目で優しさもある女性、 マーガレットをうまく体現して演じていた。
ウィリアムズは、元気でバイタリティーにあふれたマーガレットに好感を抱き、映画やパブに誘ったり、彼女の新しい職場であるカフェにも行ったりする。マーガレットはだんだん「え?」という気持ちになるが、親切にも彼につきあうのだった。そしてウィリアムズは、息子にも言っていない、自分がガンに侵されて、長くは生きられないことを、マーガレットにだけ、伝えるのだった。
若く明るいマーガレットとつきあうことによって、ウィリアムズは気持ちも明るくなり、自分もまだ残されたやるべきことがあると考え、新しい一歩を踏み出すことを決意し再び出勤する。彼は、部下に指図をして、棚上げになっていた案件を実行に移すことにする。
部下の中で、ピーター(アレックス・シャープ)は、ウィリアムズを慕っていて、彼がいないと職場は締まりがなくなると感じていた。
ピーター(アレックス・シャープ)
ウィリアムズは、以前から女性3人が再三、陳情に来ていた「子供たちのために公園をつくってほしい」という願いを実現させようと思った。その土地を下見に行くと、そこは大きな水たまりができていて、歩行も困難な場所だった。
彼は、この案件をまたしても後回しにしようとする上司に、この工事に必要な書類を入れた箱を持っていき、上司がそれに目を通すまでは、梃子でも動かないことをしめすのだった。
こうして彼の努力によって、ようやく公園は造られた。そしてウィリアムズは雪の日に、公園のブランコを微笑みながら漕ぐのだった、「ナナカマドの歌」を歌いながら。
場面は変わって、ウィリアムズの葬儀が行われている。陳情に来ていた女性達、マーガレットやピーターをはじめ、たくさんの会社の同僚や上司がその場に駆けつけて、ウィリアムズのことを思い出し、彼の最後の仕事を称えた。
本当に心を打たれる作品でした。ビル・ナイが武骨な紳士そのもので、すばらしかったです。「生きる」とはどういうことなのか、人は命が制限されるとき、何をなすべきなのか、その答えがこの作品にあると思いました。ぜひ、ご覧ください。
「ナナカマドの木」
原題:Living 監督:オリバー・ハーマナス 出演:ビル・ナイ、 エイミー・ルー・ウッド、
アレックス・シャープetc.
2022年製作/103分/G/イギリス
(アカデミー賞では、カズオ・イシグロさんが脚色賞、ビル・ナイが主演男優賞にノミネートされましたが、無冠に終わりました。残念!)
1953年、第2次世界大戦後のロンドン。仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。
(余談ですが、これは1953年当時のイギリスのサラリーマンの出勤風景です。彼らは、山高帽をかぶり、ピンストライプのスーツやダークスーツを着て、汽車で都心の会社へ通勤していたのです)
ウィリアムズは息子夫婦と同居していたが、息子とはあまり話すこともなかった。
そんなある日、彼はガンに冒されていることがわかり、医師から余命半年と宣告される。手遅れになる前に充実した人生を過ごしたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾート地のパブで酒を飲んで、スコットランド民謡の「ナナカマドの木」を歌うが、誰も聴いてくれないと彼は思った。(ビル・ナイの歌は、すごくハリがあって上手でした。歌手でもあるのかも最後に添付しています)そして、慣れないショウを観たりするが、まったく溶け込めなくて、満たされない。
ロンドンへ戻った彼は、部下の若い女性マーガレット(エイミー・ルー・ウッド)と偶然道で会い、彼女が役所をやめて、カフェで働くことを知る。そして、マーガレットがウィリアムズに次の職場で雇ってもらうのに、推薦状がいると相談を持ち掛けてくるのを承諾し、彼女をフォートナム・アンド・メイソンのカフェに誘う。そこで推薦状を書くためだ。
ウィリアムズ(ビル・ナイ)&マーガレット(エイミー・ルー・ウッド)
(フォートナム&メイソンはロンドンの老舗百貨店で、そのティールームは有名です。紅茶も有名)
マーガレットは明るくて、よく話す楽しい女性だった。彼女は前の職場で密かにみんなにあだ名をつけて楽しんでいて、ウィリアムズのことは「ゾンビ」と呼んでいたと、悪気もなく打ち明ける。ウィリアムズはとても細くて静かだからとのこと。
エイミー・ルー・ウッドは、とても明るく健康的で、お茶目で優しさもある女性、 マーガレットをうまく体現して演じていた。
ウィリアムズは、元気でバイタリティーにあふれたマーガレットに好感を抱き、映画やパブに誘ったり、彼女の新しい職場であるカフェにも行ったりする。マーガレットはだんだん「え?」という気持ちになるが、親切にも彼につきあうのだった。そしてウィリアムズは、息子にも言っていない、自分がガンに侵されて、長くは生きられないことを、マーガレットにだけ、伝えるのだった。
若く明るいマーガレットとつきあうことによって、ウィリアムズは気持ちも明るくなり、自分もまだ残されたやるべきことがあると考え、新しい一歩を踏み出すことを決意し再び出勤する。彼は、部下に指図をして、棚上げになっていた案件を実行に移すことにする。
部下の中で、ピーター(アレックス・シャープ)は、ウィリアムズを慕っていて、彼がいないと職場は締まりがなくなると感じていた。
ピーター(アレックス・シャープ)
ウィリアムズは、以前から女性3人が再三、陳情に来ていた「子供たちのために公園をつくってほしい」という願いを実現させようと思った。その土地を下見に行くと、そこは大きな水たまりができていて、歩行も困難な場所だった。
彼は、この案件をまたしても後回しにしようとする上司に、この工事に必要な書類を入れた箱を持っていき、上司がそれに目を通すまでは、梃子でも動かないことをしめすのだった。
こうして彼の努力によって、ようやく公園は造られた。そしてウィリアムズは雪の日に、公園のブランコを微笑みながら漕ぐのだった、「ナナカマドの歌」を歌いながら。
場面は変わって、ウィリアムズの葬儀が行われている。陳情に来ていた女性達、マーガレットやピーターをはじめ、たくさんの会社の同僚や上司がその場に駆けつけて、ウィリアムズのことを思い出し、彼の最後の仕事を称えた。
本当に心を打たれる作品でした。ビル・ナイが武骨な紳士そのもので、すばらしかったです。「生きる」とはどういうことなのか、人は命が制限されるとき、何をなすべきなのか、その答えがこの作品にあると思いました。ぜひ、ご覧ください。
「ナナカマドの木」
原題:Living 監督:オリバー・ハーマナス 出演:ビル・ナイ、 エイミー・ルー・ウッド、
アレックス・シャープetc.
2022年製作/103分/G/イギリス
私もビル・ナイが好きなんです。
彼は以前親父ロックバンドの映画でもボーカルをやっていましたね。
by zombiekong (2023-04-12 01:53)
黒沢は偉大です。
帽子がキーですね。
by 夏炉冬扇 (2023-04-12 07:16)
ビル・ナイ良いですね。
カズオイシグロさん脚本というのも惹かれます。
黒澤明監督の映画も見直してみたいですね。
by nachic (2023-04-12 17:40)
zombiekongさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
そうですか、 zombiekongさんもビル・ナイファンとは嬉しいです。
やはりビル・ナイは歌もうまいのですね。いい俳優だと思います。いかにもイギリス人という雰囲気を持ってますよね。映画ではかなり老けていたのでだいぶお年なのかしらと思っていたら、現在74歳なんですって。映画の老け顔は、メイクだとわかりました。YouTubeのインタビューをみたら、すごく元気にしゃべっていました。
by coco030705 (2023-04-12 21:00)
夏炉冬扇さんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
確かに、山高帽は英国人の象徴的な意味がありますね。イギリス人って、形を大事にする民族なんですね。
by coco030705 (2023-04-12 21:02)
nachicさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
ビル・ナイ、いいですよね~。(^^♪
カズオ・イシグロさんの脚本はすごくよくできたいたそうです。私はしろうとなのでよくわかりませんが、映画はとてもおもしろかったです。イギリス人特有のユーモアも盛り込まれていましたし。
黒澤さんの映画も、見直してみるつもりです。
by coco030705 (2023-04-12 21:07)
xml_xslさんへ
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tarouさんへ
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じーバトさんへ
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ニコニコファイトさんへ
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鉄腕原子さんへ
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ハマコウさんへ
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by coco030705 (2023-04-12 21:16)
ぼんぼちさんへ
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by coco030705 (2023-04-12 21:20)
ゆきちさんへ
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by coco030705 (2023-04-13 00:41)
こんばんは、、
最初の写真きれいですね、早速上映館を調べ見つけました。
気品漂うイメージ、写真から感じられます。
知的なキャッチフレーズ、スクリーンからの答えを観てきます。
目を閉じたビル・ナイの歌、いいなぁ……。
by アルファルハ (2023-04-13 02:09)
ビル・ナイ、歌が上手いですよね。映画「ラブ・アクチュアリー」でも歌ってましたが、コメディで面白おかしくしてるものの、ちゃんと音程しっかりしてるし^^。
by Inatimy (2023-04-13 06:21)
アルファルハさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
ビル・ナイ、主人公ウィリアムズの生き方「紳士でありたい」を体現していますよね。歌も声が良くてすごくうまいんですよ。ストーリーもなかなか面白いです。ぜひご覧になって、楽しんで感動してください。
by coco030705 (2023-04-13 18:59)
Inatimyさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
ビル・ナイの歌は聴いたことがなかったので、上手いのにびっくりしました。この「ナナカマドの木」はスコットランド民謡で、カズオ・イシグロさんの奥様がお好きな曲だそうです。
「ラブ・アクチュアリー」のときは、ロック・スターの役でしたよね。
by coco030705 (2023-04-13 19:25)
kiyoさんへ
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sanaさんへ
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マダラキさんへ
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by coco030705 (2023-04-13 19:29)
ビル・ナイ 渋い方ですねぇ
最後に何か残したいと思うのは誰でも思うんだろうけど
人の為に 何かしてから去るってなかなかできる事じゃないですよねぇ
by (。・_・。)2k (2023-04-13 21:00)
(。・_・。)2kさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
ほんとにビル・ナイは渋いですね。いい俳優だと思います。ほとんどが脇役ですが、彼が出演すると画面がしまりますね。
人は自分の生きた痕跡をこの世に残したいと願うのでしょうね。でも大事なのは、人のために何かをすることでしょうね。そうするれば、その恩恵を受けた人々の心にその人が思い出として残るでしょう。この作品は、そういうことを言いたかったのかもしれませんね。
by coco030705 (2023-04-13 21:44)
ここを読んでいると、黒沢映画の一コマ、一コマが思い出されました。
映画でも公園整備が主人公の最後のしごとでしたし、ブランコをこぐシーンでは、「命短し、恋せよ乙女」と切々と歌うのです。ナナカマドの木がどんな歌なのか聞きたかったのですが、ここに添付の動画が再生できませんでした。黒沢映画は黒白でしたが、こちらはカラーで場所もロンドン。重いテーマですが、イシグロの演出で、おしゃれな感じが加わってるのでしょうね。見たいです。
by TaekoLovesParis (2023-04-14 10:30)
Taekoさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
私は黒澤作品を観た記憶はあるのですが、あまり覚えていなかったので、ぜひ再見しようと思っています。「命短し、恋せよ乙女」の歌はよく知っています。
https://youtu.be/8dBvDgXvYWg
ナナカマドの歌
これで再生できればいいのですが。もし再生できなかったら、The Rowan Tree by Bill Nightと直接youtubeに入れてみてください。
ビル・ナイが歌うと、彼はウイリアムズになりきっているので、哀愁漂ういい歌になっています。
この作品は1953年ごろのイギリスが舞台なので、その時代の風俗が楽しめます。そして、ウィリアムズの部下のマーガレットとのやり取りが面白いですよ。ここは、イギリスのユーモア精神が生きてる感じです。ウィリアムズは、マーガレットと会うことによって、若い人の元気をもらって、自分もかなり前向きになります。そして、残された仕事をやり終えようと決心するのです。他人のために仕事をやり遂げることで、彼は自分の人生に満足して旅立ったのかなと思いました。黒澤作品も若い女性と出会うことによって、主人公は前向きになって仕事をやり遂げるのですね。
でも最後、ウィリアムズは彼のお葬式で、同僚や部下、陳情に来た女性達に称えられています。黒澤作品の渡辺(志村喬)は、亡くなった通夜の席で、同僚たちに最後の仕事の邁進ぶりをミステリーのように探られるそうですね。最後がウィリアムズのほうが観客が満足するようなつくりになっているのでは、と思いました。
お時間許せばご覧くださいませ。
by coco030705 (2023-04-14 23:04)
mayuさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-14 23:08)
トレンダー櫻井さんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
ryo1216さんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-14 23:13)
教えて頂いたとおりyoutubeに The Rowan Tree by Bill Night と入力して聞くことができました。ありがとうございます。哀愁漂うメロディですね。伝統的なスコットランド民謡なんですね。
日本版生きるでは、渡辺の変貌ぶりになぜ?ということは、日本風の解釈では、素晴らしいと手放しで彼をたたえるのでなく、一人一人が自分がそうなったら、という思いがよぎっているのでは、見る人にも人生とは、と考えさせていると思いました。英国版を見てみます。
by TaekoLovesParis (2023-04-15 01:22)
coco030705さん おはようございます。
71年前の黒澤明監督の作品がイギリスでリメイクされたというのは、すごいことだと思います。ヨーロッパの人が日本のことを本心から認めることは少ないと感じているので、なおさら今回の映画の素晴らしさを感じます。イギリスには1度しか行っていないけれでも、画像を見ていてもイギリスの雰囲気が出ていて魅力的に感じます。この映画を紹介されたcoco030705さんもすごいです。
by SORI (2023-04-15 05:58)
お早うございます、念仏道場の法然院に
コメントを有難うございました。
京都の桜も終わり、哲学の道も静けさが
戻っていることと思います。
タイトルからして気になる、イギリスで
リメイクされた、黒澤明監督の「生きる」
を見て見たいです。
by tarou (2023-04-15 07:12)
Taekoさんへ
再コメントありがとうございます♫
「The Rowan Tree」とても気に入ったので、これをちゃんと歌えるように、練習しようと思います。
やはり原作の黒澤作品も観てみないといけませんね。近々に観てみることにします。
by coco030705 (2023-04-15 22:34)
SORIさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
やはり黒澤さんは偉大ですね。昔は外国が、日本を評価できるものが何もなかったかも。そのときに、黒沢作品がヴェネチア国際映画祭や、アカデミー賞で評価されたのは、日本にとって、この上ない名誉だったのですね。黒澤さんは日本のプライドともいえます。
カズオ・イシグロさんの脚本で、本当にいい映画でした。お時間許せば、ぜひご覧くださいませ。
by coco030705 (2023-04-16 00:52)
tarouさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
イギリスが舞台なので、イギリスの風景や、服装にしてもちゃんとした型を大事にしている国。興味深いです。シチュエーションは深刻かもしれませんが、映画自体は暗くはないです。ユーモラスなところもあり、楽しめる作品ですよ。
by coco030705 (2023-04-16 00:56)
うりくまさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
lequicheさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-16 01:02)
てんてんさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-16 23:14)
バク・ハリーさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-17 20:35)
yamさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-17 20:36)
コザックさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-18 21:14)
芝浦鉄親父さんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-18 22:21)
coco030705さん おはようございます。
ほんと、黒澤監督の凄さを再認識させられました。考えてみるに、どの作品もすばらしかったです。
by SORI (2023-04-19 05:34)
SORIさんへ
こんばんは。再コメントありがとうございます♪
黒澤さん、すごいですね。またそのうち、NHKで黒澤特集をやるのではないでしょうか。
先日黒澤版「生きる」のDVDを買おうと思って、amazonを覗いたら、値段がすごくあがっていました。なので、地上波で上映するのを待とうと思っております。
by coco030705 (2023-04-19 21:46)
黒澤明のリメイクなんですね。
予告編など観ましたがストーリーは踏襲しているようです。
黒沢映画では中山晋平の 「ゴンドラの唄」 でしたが、
それが 「ナナカマドの木」 という曲になっているのが
なかなか上手い脚色だと思います。
歌、上手いですし。
ナナカマドはアーシュラ・ル=グィンの『ゲド戦記』にも
出てくる印象的な木ですが、
単なる木の一種類ということだけでない意味合いが
あるように感じます。
私はル=グィンの小説を読んでから
庭にナナカマドを植えました。
最初は小さな苗木でしたが、今ではかなり大きくなっています。
by lequiche (2023-04-22 21:56)
lequicheさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
この作品は、ほとんど黒澤版を踏襲しています。イギリスらしい伝統(型)を重んじる感じと、ストイックな男性が若い女性から元気をもらって、自分のやり残したことをやらなくてはと気付くところがおもしろいですね。若いってすごいことだったんだと自分の人生を振り返って思ったりしています。
ビル・ナイはすごく歌が上手いんですよ。以前「ラブ・アクチュアリー」という映画で零落したロック歌手の役で歌うシーンがあったのですが、やはり上手かったです。
ナナカマドの木をお庭に植えておられるのですか!
この「ナナカマドの木」はカズオ・イシグロ氏の奥様がお好きな歌なのだそうです。ぜひこの歌を歌えるように、練習しようとおもっているところです。
ナナカマドは火の持ちがよくて、7回ほども料理に使えるいうので、ナナカマドという名前がついたのだそうです。
by coco030705 (2023-04-23 21:59)
kameさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-24 23:26)
ぽこねんさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-04-28 23:44)
mphotoさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2023-05-05 22:54)
黒澤明作品は、昔観た事がありますが・・・泣けますよね。
Amazonで探しましたが、国内向けは未発売みたいですね。
・・・今から楽しみです(^_-)
by kontenten (2023-05-07 23:03)
kontentenさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
黒澤さんの作品は、繰り返し観たいです。この「生きる LIVING」と志村喬主演の黒澤作品を見比べてみるのを楽しみにしています。
by coco030705 (2023-05-08 22:50)
1953年、勤め人は山高帽をかぶっていたのですね!
古き佳き時代というか、まさしく英国紳士。当人にとっては「役人」「サラリーマン」という普通な感じなのかしら。
この映画のこと、最初に知った時は、カズオ・イシグロの新作小説の映画化かと思いました。数作読んでますが、そうだ逃しているのもあるから、そろそろまた読もう、などと。
そうしたら脚本なのですね。黒澤明の映画がお好きだったそうで、その存在を知ってほしいという気持ちもあったとか。
子どもの頃にテレビで見たと思います。詳細は覚えていませんけれど。いい映画だという印象はありました。
志村喬とはかなりイメージ違うのでは、むしろ笠智衆?と思ったら、カズオ・イシグロさんもそれが狙いだったようなインタビューさっき、見つけました。
ビル・ナイは名前覚えていない俳優さんで、でも見たことはあるよな‥とじいっと。検索したら「パイレーツ・オブ・カリビアン」のデイビー・ジョーンズだというのは衝撃でした(笑)。
先日テレビで「ワルキューレ」という、トム・クルーズがヒトラー暗殺を目指す話の映画が始まっていて、ビル・ナイが出ていたので、そのまま見ました。
ビル・ナイは地味な顔立ちであまり表情も動かさない役なので、どれほどの熱意があるのかはわかりにくいけれど、行動が示していく。そして最後はとても人間的な、哀しそうな眼をしたのが印象的でした。
2時間集中することが難しくなったのと、映画館の音は大きすぎると感じるようになったため、映画館はご無沙汰しています。あんなに好きだったのに。
ここ数年はドラマはよく見るようになりました。こちらの記事を見ていて、そろそろ映画もいいかなぁ‥と思うようになり、とりあえず好みのをやったら録画しようと考えています^^
by sana (2023-05-10 01:34)
sanaさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
返信遅くなって、申し訳ありません。気が付くのが遅れてしまって。
英国っておもしろいですよね。かたちを大事にする国なのでしょうね。山高帽にスーツはまさに紳士のイメージ。
黒澤さんの「生きる」は観たことはあるようなんですが、覚えていないです。でも比較してみるのも面白いと思っています。
ビル・ナイは脇役の俳優さんですが、彼がカッコいい役をやっているが、「マイブック・ショップ」と「ミナマタ」です。
「マイブック・ショップ」は店主の女性を、助ける紳士の役。そして「ミナマタ」はパイレーツオブカリビアンで友達になったジョニーデップの創った映画です。ビル・ナイは新聞社の編集長だったかな。
この2作は、ビル・ナイの良さがすごくでているので、機会があればご覧くださいませ。
いつもご訪問ありがとうございます。ではまた。
by coco030705 (2023-05-21 00:37)