拝啓 ルノワール先生 ―梅原龍三郎が出会った西洋美術 [アート・カルチャー]
あべのハルカス美術館で「拝啓ルノワール先生」展を観てきました。ここはお気に入りの美術館です。アクセスがいいし、天井が高いのが好きです。
本展は、オーギュスト・ルノワールと梅原龍三郎の作品だけでなく、梅原画伯が蒐集した作品、彼と親交のあったピカソやルオーらの作品約80点により、近代絵画における東西の交流を紹介しています。とても見ごたえのある面白い企画の展覧会でした。

梅原画伯「バラ、ミモザ」
絵からもわかるように、梅原龍三郎はその豪快な性格から“画壇のライオン”と呼ばれていたそうです。パリでは、安井曾太郎、津田青楓に迎えられ、当初は彼らと交わるがすぐ、高村光太郎や山下新太郎らとも知り合い交流しました。

梅原画伯「読書」
梅原龍三郎はサロン・ドートンヌなどで物議をかもしていたジョルジュ・ルオーに注目。作品を購入します。そしてついにピエール=オーギュスト・ルノワールに出会った梅原画伯は、ルノワールを師と仰ぎ、師との対話や制作現場から多くを学び、ルノワールの家族たちとも親密な関係を築いていきました。会場には彼あてのルノワールの自筆の手紙なども展示されていました。ルノワールの直筆がみれるとは思っていなかったので、とても感激しました。
ルノワールの「パリスの審判」とそれを模写した梅原画伯の「パリスの審判」です。二人の個性の違いがはっきりと見てとれますね。どちらもすばらしい作品だと思います。
ルノワールの「パリスの審判」

梅原龍三郎の「パリスの審判」

西洋絵画の模倣ではない、独自の油彩画として確立した梅原画伯の画業がよくわかりました。さらに、優れた鑑識眼を持つ「蒐集家」梅原龍三郎が愛蔵したルノワール、ピカソ、ルオーらの作品がまとめて展示されているのもこの展覧会の興味深いところでした。以下はその一部です。
【ルノワールの作品集】

麦藁帽子の若い娘

バラ

バラ色のブラウスを着けた女

勝利のヴィーナス(ブロンズ像)

ヴェールを持つ踊り子(ブロンズ像)

横たわる浴女
【ジョルジュ・ルオー】

エバイ(びっくりした男)
【ポール・セザンヌ】
リンゴとテーブルクロス
梅原龍三郎の絵はあまり好きではなかったのですが、この展覧会を見てすばらしい画家だなと思いました。またどこかで梅原画伯の展覧会があったら、観に行きたいです。
本展は、オーギュスト・ルノワールと梅原龍三郎の作品だけでなく、梅原画伯が蒐集した作品、彼と親交のあったピカソやルオーらの作品約80点により、近代絵画における東西の交流を紹介しています。とても見ごたえのある面白い企画の展覧会でした。

梅原画伯「バラ、ミモザ」
絵からもわかるように、梅原龍三郎はその豪快な性格から“画壇のライオン”と呼ばれていたそうです。パリでは、安井曾太郎、津田青楓に迎えられ、当初は彼らと交わるがすぐ、高村光太郎や山下新太郎らとも知り合い交流しました。

梅原画伯「読書」
梅原龍三郎はサロン・ドートンヌなどで物議をかもしていたジョルジュ・ルオーに注目。作品を購入します。そしてついにピエール=オーギュスト・ルノワールに出会った梅原画伯は、ルノワールを師と仰ぎ、師との対話や制作現場から多くを学び、ルノワールの家族たちとも親密な関係を築いていきました。会場には彼あてのルノワールの自筆の手紙なども展示されていました。ルノワールの直筆がみれるとは思っていなかったので、とても感激しました。
ルノワールの「パリスの審判」とそれを模写した梅原画伯の「パリスの審判」です。二人の個性の違いがはっきりと見てとれますね。どちらもすばらしい作品だと思います。
ルノワールの「パリスの審判」

梅原龍三郎の「パリスの審判」

西洋絵画の模倣ではない、独自の油彩画として確立した梅原画伯の画業がよくわかりました。さらに、優れた鑑識眼を持つ「蒐集家」梅原龍三郎が愛蔵したルノワール、ピカソ、ルオーらの作品がまとめて展示されているのもこの展覧会の興味深いところでした。以下はその一部です。
【ルノワールの作品集】

麦藁帽子の若い娘

バラ

バラ色のブラウスを着けた女

勝利のヴィーナス(ブロンズ像)

ヴェールを持つ踊り子(ブロンズ像)

横たわる浴女
【ジョルジュ・ルオー】

エバイ(びっくりした男)
【ポール・セザンヌ】

リンゴとテーブルクロス
梅原龍三郎の絵はあまり好きではなかったのですが、この展覧会を見てすばらしい画家だなと思いました。またどこかで梅原画伯の展覧会があったら、観に行きたいです。
こんばんは
この展覧会を観るとここまでの師弟って素晴らしいなぁと感じてしまいますよね☆
by コザック (2017-03-29 00:44)
コザックさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
本当にいい師弟関係ですね。梅原画伯がルノワールの影響を大いに受けたのは、やはり財産ですね。ルノワールは人間としてもすばらしい人だったと、確か昨年の国立新のルノワール展の解説に書いてあったような気がします。梅原さんも人間的にも魅力のある人だったんでしょうね。
by coco030705 (2017-03-29 01:19)
鉄腕原子さんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
@ミックさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-29 17:30)
ryo1216さんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-29 17:49)
tarouさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-29 17:50)
gillmanさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-29 17:51)
匁さんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-29 17:52)
りんこうさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-29 17:53)
sugoimonoさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-29 17:54)
kenさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-29 17:55)
AKIさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-29 19:04)
Taekoさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-30 10:05)
ネオ・アッキーさんへ
こんにちは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-30 10:05)
kontentenさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-31 00:16)
キキさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-03-31 00:17)
2枚目の写真を見て思い出したのが黒田清輝。
黒田清輝も「読書」というタイトルで描いてましたが、
当然ながら雰囲気が全く異なりますね^^。
ルノワールっぽかったり、輪郭くっきりのルオー風だったり、
いろんな画家から受けた影響を考えながら梅原龍三郎の絵を見るのも
面白そうです♪
by Inatimy (2017-03-31 16:52)
Inatimyさんへ
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます♪
黒田画伯もヨーロッパで西洋絵画を学んだ人でしたね。当時はフランスがもっとも勢いがあったのでしょうか。
今回の展覧会をみて、梅原画伯はけっこうおもしろい人だなと思いました。また機会があったら梅原画伯の絵も色々観てみたいものです。
by coco030705 (2017-03-31 22:00)
梅原画伯の絵は、あまり知らないのですが、
ルノワール先生に師事されていたのですね〜
「パリスの審判」の、自分流に模写されている絵がとっても楽しい♪
by のらん (2017-04-01 08:20)
のらんさんへ
こんにちは。nice!&コメントありがとうございます♪
以前は梅原画伯の絵は、色彩がはっきりしすぎてなんだかあまり好きでもなかったんです。でもこの展覧会をみると梅原さんの良さがよく理解できたと感じました。「パリスの審判」の模写は梅原さんのルノワールに対する敬愛の念の表れでしょうね。
by coco030705 (2017-04-01 12:32)
Nakaさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-04-01 22:07)
nonさんへ
こんばんは。nice!とご訪問ありがとうございます♪
by coco030705 (2017-04-03 00:59)