ウディ・アレン HOLLYWOOD ENDING [ウディ・アレン]
タイトル: HOLLYWOOD ENDING(さよなら、さよならハリウッド) 5.14(土)
監督・脚本:ウディ・アレン 出演:ウディ・アレン、ティア・レオーニ、トリート・ウィリアムズ、マーク・ライデルetc.
3年ぶりのウディ・アレン作品ということで、ワクワクしながら映画館へ急ぎました。
今日は、初日で先着40名にチーズケーキが配られるというので、1時間も前に到着。
ところが、チケットカウンターでは、映画館のお兄さんが「次の回は立見となりま~す。」と叫んでいるではありませんか!「ええ!うそー、アレンの映画で立見なんて信じられない」と思いながらカウンターへ行くと、なんのことはない、隣の韓流映画「氷雨」が満杯だったのでした。
もちろん、チーズケーキもゲット。お客さんの入りは、いつもよりは多目でした。
ストーリーはこんな感じです。落ち目になった元アカデミー賞監督のヴァル(W.アレン)に突然、ハリウッドプロデューサーの元妻エリー(ティア・レオーニ)の計らいで、メジャー作品の監督依頼がくる。彼女はヴァルを捨てて、今は製作スタジオの重役の恋人となっている。しかしヴァルは、クランクインの前夜に、極度のストレスから突然盲目になってしまう。さて、映画はどうなるのでしょうか・・・
ウディ・アレンここにあり!といっていいような、ほんとにおもしろい映画でした。彼はおん年70歳だそうです。確かに、最初に出てきたときは、頭もはげが目立ってきてるし、顔もふけたかなと思いました。でも、演技での彼のテンションの高さは、少しも衰えていませんでした。
また、セリフ劇としての言葉のやりとりは、やはり天才的なものを感じます。
ヴァルとエリーが、おしゃれなバーで仕事の打ち合わせをするのですが、突然それが、捨てられたうらみつらみに変わっていって、また気を取り直して仕事の話に戻り、そしてまた愚痴の言い合いに・・・。ここの場面のおかしさったらないです。コメディアンとしてのアレンのうまさが存分に発揮されています。
また、パーティシーンでのヒチコック映画についてしゃべりなど、短いシーンですが、インテリっぽさが顔をのぞかせます。
W.アレンの映画の、そのほかの楽しみは、インテリアと衣装と、おしゃれなレストランです。私は、エリーの衣装が好きです。知的で洗練された女性という感じ。また、映画に出てくるバーとレストランはニューヨークに実在するものです。
今度ニューヨークに行く機会があったら、ぜひ訪れてみたいものです。
W.アレンの作品はたくさんあるのですが、私のお勧めを少しあげておきますので、興味のある方はご覧になったらおもしろいかもしれません。
1 2002年 さよなら、さよならハリウッド
2 2000年 おいしい生活
3 1998年 セレブリティ
4 1997年 地球は女で回ってる
5 1996年 世界中がアイ・ラブ・ユー
6 1994年 ブロードウェイと銃弾
7 1993年 マンハッタン殺人ミステリー
8 1983年 カメレオンマン
9 1979年 マンハッタン
10 1977年 アニー・ホール
うちの近所のtsutayaでは、ウディ・アレン特集をやっていて、結構ビデオ、DVDがそろってます。
本は「ウディ・オン・アレン―全自作を語る」株式会社キネマ旬報社 1995年発行 がおもしろかったです。
はじめまして(^^)
チーズケーキGET出来たんですか〜うらやましい〜味はいかがでしたか?
ウディ・アレンの映画で最初に見たのが、リバイバルで見たカメレオンマンで、みごと騙されてあれは実話???とおもってしまいましたよー(笑)それ以来ハマってます。
私は、オムニバスですが「ニューヨーク・ストーリー」も好きですよ。
by (2005-05-15 10:49)
WIZARDさんこんにちは。nice! & コメントありがとうございました。初めてのnice、とってもうれしいです。
「カメレオンマン」で、はまったということは相当なウディ・アレンファンですね。次の「メリンダとメリンダ」もご覧になりますか。また、感想を楽しみにしています。これからもよろしく!
by coco030705 (2005-05-15 17:20)
夏に公開予定の「メリンダとメリンダ」・・・早くみたいですね〜
こちらこそよろしく! (^^)
by (2005-05-15 19:27)
アレン作品としては、久々に面白かったよね~。
かなり、声出して笑っちゃったもん。
私は「ハンナとその姉妹」がダントツに好きで、2位に「ブロードウェイと銃弾」かなぁ。
by ピカチュウ (2005-05-15 19:32)
ピカチュウさん、こんばんは。コメントありがとうございます。私も声をだして笑ってしまいました。「ハンナとその姉妹」もよかったですね。今年は、アレン作品が2作連続で見れて、ラッキーです。これからも、よろしくお願いします。
by coco030705 (2005-05-15 20:05)
ココさんこんにちわ、サラと申します。
さよなら、さよならハリウッドは初めて見たウディ・アレンの映画でしたが
とっても面白かったので、これから色んな作品を見ていこうと思っています。
私は予告編でもありましたが「安楽死の準備をしてくれ」と言うところが好きです。
ではまた寄らせてもらいます~♪
by サラ (2005-05-17 16:13)
こんばんは、サラさん。コメントありがとうございます。W.アレンのユーモアのセンスがわかる方にお会いできて、うれしいです。「メリンダとメリンダ」も楽しみですね。これからもよろしくおねがいします。
by coco030705 (2005-05-17 18:50)
ども、おじゃまします。
W アレン、うまいですよね。
自分は「カイロの紫のバラ」「ギター弾きの恋」「スコーピオンの恋まじない」なんか好きです。
はずす時って思いっきりはずしちゃうんだけど、つぼにはまるとおなかが痛い。
げらげら。
「ギター弾きの恋」にはショーン ペンが出てるんだけど、ウッディ アレンの映画にショーン ペンって、似合わそうなんだけど、実は楽しい。
「スコーピオン....」も、大人のエンターティナーだなと思いました。
by zilwan (2005-05-17 23:08)
ココさんこんにちは!
そうそう、あの仕事の話→恨みつらみの繰り返しは笑えましたよね!
わたしは残念ながらあんまり昔の作品を観ていないんですが、紹介されているものから手をつけてみようかなーと思います。
by トミュウ (2005-05-17 23:26)
>zilwanさん
ども!コメントありがとうございました。
「カイロの紫のバラ」よかったですね。スクリーンから人が出てくるなんて、観客としては最高にうれいしい出来事ですよね。あってほしいなあ。
「ギター弾きの恋」と「スコーピオン・・・」をなぜリストに入れなかったのか。それは・・見てないからです!(わっはは)いいかげんでごめんなさい。近くのtsutayaにないので、大阪梅田のtsutayaへ遠征しようかと思ってます。
by coco030705 (2005-05-18 02:42)
>トミュウさん
こんばんは。コメントありがとうございました。ほんとに楽しい映画でしたね。また、ほかの作品をご覧になったら、感想をきかせてくださいね。これからもよろしくお願いいたします。
by coco030705 (2005-05-18 02:46)
ココさん、こんにちわ。コメントありがとうございましたー。
ホントに面白かったですねぇ。
バーのシーンは僕も好きです。間とかがやっぱり絶品で。
思い出しただけでもニヤけてきます。
またぜひお越しくださいー。
by (2005-05-19 14:38)
>番台@御湯屋さん
さっき、御湯屋さんのお部屋でコメントを書いてたときに、まちがって、2回も同じものを送ってしまいました。申し訳ございません。これにこりずに、今後ともよろしくお願いいたします。
by coco030705 (2005-05-19 14:50)
WIZARDさんへ
こんにちは。TBありがとうございます。わたしも、TBさせていだきましたので、
よろしく☆
by coco030705 (2005-08-04 12:16)
こんにちは(^^ゞハハハ
話題の時期ずれてたのでこっそりTBさせてもらいました。
私のトコもTBありがとさんとす!
by (2005-08-04 14:41)
お薦めの10本、ミア・ファローと付き合ってた時代の作品が殆ど無いですね。好みじゃないのかな?
やっぱりお相手はダイアン・キートンがベスト、と思ってしまうのは古い人間だからでしょうか?
by 丹下段平 (2007-10-10 23:14)
丹下段平さんへ
nice&TB&コメントありがとうございます♪
あ、そういえばそうかしら。「ラジオデイズ」とかね。いいんですけどね。
ここにあげてるのは、ウディ・アレンを初めてみる人にお薦めの作品です。
見やすい感じの作品ばかりでしょう。私は、ウディ・アレンの映画は
何でもすきなんですよ。
by coco030705 (2007-10-11 00:55)