New ミニなできごと 1 [日記・雑感]
この間、コンタクトレンズの眼科へ行くのに、予約の時間までかなり間があったので、カフェのチェーン店で本を読んで時間をつぶした。マフィンとホットコーヒーを頼んだが、マフィンはパサパサで、コーヒーは香りがない。かかっている音楽は、聴いたことのないBGM的なもの。
店内はゆったりとして、テーブルや椅子は良いものを置いている。皆タブレットを開いたり、レポートを書いたり、スマホをながめたり、本を読んだり。この店に来る人は、美味しい食べ物や飲み物が目的ではなく、クイーンやビートルズやエド・シーランが聞こえてくると、かえって困るのだなと感じた。かくいう私もそうだった。ここを利用する人は、場所と時間を買っているのだと、気がついた。
この店のお客は、会社のデスクでは、やりにくいことをやっているのだろうか。お客さんと会って、忘れないうちにレポートを書いたり。スマホで長いメールを送るときもやっぱり場所と時間がいる。私のように、次の用事まで空き時間があるので、本を読む所がほしかったり。そういえば、この店でベラベラと長いこと話している人は少ない。けっこう独りで黙々と何かしている人が多かった。
食べ物がおいしかったり、店の人が親切に話しかけて来たり、いい音楽が流れてそれに浸ったり、そういうことは無用なのだ。ただ時間と場所さえあればよい。まことに現代的な使い方のできるカフェだから、流行っているのだと思う。
けれども、やはり食べ物がおいしくて、店の人が親切で、長い時間いても文句を言われないお店のほうがいいわけで。私はそういうお店を探す努力をしていないのだと思う。駅から少し離れていても、そういういい店はあるはずだ。この駅ならこの店という、上の条件に合う店を見つけたほうが、きっと人生において満たされることが多いのでしょうね。
下の写真は「食べログー大阪の人気カフェベスト10」で検索したら出てきたカフェです。まだ一度も行ったことがありませんので、時間をかけて1軒ずつまわってみようかなと思っています。
北浜レトロ モール&ホソイコーヒーズ
蝸牛庵(サンドイッチ専門店)
ダンケ
店内はゆったりとして、テーブルや椅子は良いものを置いている。皆タブレットを開いたり、レポートを書いたり、スマホをながめたり、本を読んだり。この店に来る人は、美味しい食べ物や飲み物が目的ではなく、クイーンやビートルズやエド・シーランが聞こえてくると、かえって困るのだなと感じた。かくいう私もそうだった。ここを利用する人は、場所と時間を買っているのだと、気がついた。
この店のお客は、会社のデスクでは、やりにくいことをやっているのだろうか。お客さんと会って、忘れないうちにレポートを書いたり。スマホで長いメールを送るときもやっぱり場所と時間がいる。私のように、次の用事まで空き時間があるので、本を読む所がほしかったり。そういえば、この店でベラベラと長いこと話している人は少ない。けっこう独りで黙々と何かしている人が多かった。
食べ物がおいしかったり、店の人が親切に話しかけて来たり、いい音楽が流れてそれに浸ったり、そういうことは無用なのだ。ただ時間と場所さえあればよい。まことに現代的な使い方のできるカフェだから、流行っているのだと思う。
けれども、やはり食べ物がおいしくて、店の人が親切で、長い時間いても文句を言われないお店のほうがいいわけで。私はそういうお店を探す努力をしていないのだと思う。駅から少し離れていても、そういういい店はあるはずだ。この駅ならこの店という、上の条件に合う店を見つけたほうが、きっと人生において満たされることが多いのでしょうね。
下の写真は「食べログー大阪の人気カフェベスト10」で検索したら出てきたカフェです。まだ一度も行ったことがありませんので、時間をかけて1軒ずつまわってみようかなと思っています。
北浜レトロ モール&ホソイコーヒーズ
蝸牛庵(サンドイッチ専門店)
ダンケ
イエスタディ [外国映画]
The Beatles-Yesterday
https://youtu.be/wXTJBr9tt8Q
昨年の「ボヘミアン・ラプソディー」以来、音楽映画にハマっている私です。本作品のストーリーは、かなり荒唐無稽ですが、ビートルズの名曲とともに、楽しく展開するコメディです。
言わずと知れた、アビー・ロード
イギリスの小さな海辺の町で暮らす、シンガーソングライターのジャック・マリク(ヒメーシュ・パテル)は、幼なじみの親友エリー(リリー・ジェイムス)から献身的に支えられているものの全く売れず、音楽で有名になる夢を諦めかけていた。
ヒメーシュ・パテル&リリー・ジェイムス
そんなある日、世界規模の瞬間的な停電が発生し、真っ暗闇の中、ジャックは交通事故にあい、昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ますとそこは、史上最も有名なはずのバンド「ザ・ビートルズ」が存在しない世界になっていた。彼らの名曲を覚えているのは世界でただひとり、ジャックだけで……。
そんなばかなこと、ありえない!なんて思いながらも、意外と面白く観てしまった。映画の中で、ジャックが自分が作曲したものとして演奏するビートルズが、とても懐かしく嬉しい気持ちになった。どの曲も口ずさむことができたからだ。
The Beatles-While My Guitar Gently Weeps
https://youtu.be/rp7dMLeSTT0
若いとき、音楽に詳しい友達がいて、ビートルズ、 エルトン・ジョン、ポール・サイモンやその他色々な音楽を教えてくれた。そのとき友達は、クイーンを教えてくれなかった。それは私にはクイーンはムリだろうと思ったのだと思う。でもその人のお蔭で、今色々な音楽映画を楽しむことができているのだと感謝!
話が横にそれたが、この作品、コメディとしてとてもよくできている。主演のヒメーシュ・パテルは、イギリスのテレビドラマ「イーストエンダーズ」で人気を博し、この映画に抜擢されたそうだ。なかなかうまい役者だと思う。
エリーことリリー・ジェイムスは、ジャックのために一生懸命働くマネージャー役。ジャックを好きなのに、なかなか自分の願っている方向に行かないもどかしさを、うまく演じていたと思う。
ヒメーシュ・パテルとエド・シーラン(本人)
そして、観客へのビッグプレゼントその1は、今をときめくエド・シーランが、本人役で登場すること。この映画を観る前に、エド・シーランの曲をyou tubeで聴いてみたら、すごくよかったので、CDを買うつもり。エドは、ジャックに自分のコンサートの前座を頼む。
それから、私はそれほど詳しくビートルズのことを知らないので、見逃してしまったのだが、ザ・ビートルズの最後の歴史的なライブパフォーマンスであるルーフトップ・コンサートの場面や、映画『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイト』(63)のファンが駆ける様子も完璧に再現されている場面など、様々なオマージュが盛りだくさんあったみたいだ。
ジャックのしていることは、そしてリリーとの関係は、最後はどうなってしまうのか、それは映画を観てのお楽しみです。それから、観客へのビッグプレゼントその2もありますので、お楽しみに。(私はおもわず声をあげてしまいました)
The Beatles- Let It Be
https://youtu.be/QDYfEBY9NM4
原題:YESTERDAY 監督:ダニー・ボイル 出演:ヒメーシュ・パテル、 リリー・ジェイムス、
エド・シーラン(本人役)、 ジョエル・フライetc.
2019年 イギリス
https://youtu.be/wXTJBr9tt8Q
昨年の「ボヘミアン・ラプソディー」以来、音楽映画にハマっている私です。本作品のストーリーは、かなり荒唐無稽ですが、ビートルズの名曲とともに、楽しく展開するコメディです。
言わずと知れた、アビー・ロード
イギリスの小さな海辺の町で暮らす、シンガーソングライターのジャック・マリク(ヒメーシュ・パテル)は、幼なじみの親友エリー(リリー・ジェイムス)から献身的に支えられているものの全く売れず、音楽で有名になる夢を諦めかけていた。
ヒメーシュ・パテル&リリー・ジェイムス
そんなある日、世界規模の瞬間的な停電が発生し、真っ暗闇の中、ジャックは交通事故にあい、昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ますとそこは、史上最も有名なはずのバンド「ザ・ビートルズ」が存在しない世界になっていた。彼らの名曲を覚えているのは世界でただひとり、ジャックだけで……。
そんなばかなこと、ありえない!なんて思いながらも、意外と面白く観てしまった。映画の中で、ジャックが自分が作曲したものとして演奏するビートルズが、とても懐かしく嬉しい気持ちになった。どの曲も口ずさむことができたからだ。
The Beatles-While My Guitar Gently Weeps
https://youtu.be/rp7dMLeSTT0
若いとき、音楽に詳しい友達がいて、ビートルズ、 エルトン・ジョン、ポール・サイモンやその他色々な音楽を教えてくれた。そのとき友達は、クイーンを教えてくれなかった。それは私にはクイーンはムリだろうと思ったのだと思う。でもその人のお蔭で、今色々な音楽映画を楽しむことができているのだと感謝!
話が横にそれたが、この作品、コメディとしてとてもよくできている。主演のヒメーシュ・パテルは、イギリスのテレビドラマ「イーストエンダーズ」で人気を博し、この映画に抜擢されたそうだ。なかなかうまい役者だと思う。
エリーことリリー・ジェイムスは、ジャックのために一生懸命働くマネージャー役。ジャックを好きなのに、なかなか自分の願っている方向に行かないもどかしさを、うまく演じていたと思う。
ヒメーシュ・パテルとエド・シーラン(本人)
そして、観客へのビッグプレゼントその1は、今をときめくエド・シーランが、本人役で登場すること。この映画を観る前に、エド・シーランの曲をyou tubeで聴いてみたら、すごくよかったので、CDを買うつもり。エドは、ジャックに自分のコンサートの前座を頼む。
それから、私はそれほど詳しくビートルズのことを知らないので、見逃してしまったのだが、ザ・ビートルズの最後の歴史的なライブパフォーマンスであるルーフトップ・コンサートの場面や、映画『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイト』(63)のファンが駆ける様子も完璧に再現されている場面など、様々なオマージュが盛りだくさんあったみたいだ。
ジャックのしていることは、そしてリリーとの関係は、最後はどうなってしまうのか、それは映画を観てのお楽しみです。それから、観客へのビッグプレゼントその2もありますので、お楽しみに。(私はおもわず声をあげてしまいました)
The Beatles- Let It Be
https://youtu.be/QDYfEBY9NM4
原題:YESTERDAY 監督:ダニー・ボイル 出演:ヒメーシュ・パテル、 リリー・ジェイムス、
エド・シーラン(本人役)、 ジョエル・フライetc.
2019年 イギリス
ガーンジー島の読書会の秘密 [外国映画]
第2次世界大戦中にイギリスで唯一、ドイツの占領下にあったチャンネル諸島の1つ、ガーンジー島が舞台です。そこでは、ナチスには秘密裏に、不思議な読書会が催されていました。
1946年、終戦直後のロンドンで、作家のジュリエット(リリー・ジェイムス)は1冊の本をきっかけに「ガーンジー島の読書会」のメンバーと手紙を交わすようになる。戦時中ナチスドイツに占領されていた島で、読書会と創設者の女性エリザベスは人々の心をつなぐ存在だった。このエピソードに魅了されたジュリエットは、取材のためガーンジー島を訪れるが、エリザベスの姿はなく、やがて読書会メンバーが隠す重大な秘密に気付く。
読書会(The Guernsey Literary & Potato Peel Pie Society)メンバー
島での読書会メンバーの歓待とはうらはらに、記事を書きたいという思いをメンバーに伝えると、「書かないで!絶対に」と拒絶されてしまう。やがてエリザベス不在の謎や、メンバーが胸に秘めた過去が明らかになっていく。
ジュリエットことリリー・ジェイムス(美人ですね!)
その秘密は、読書会の中心人物だったエリザベス(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)が、島に滞在していたナチスの兵士と恋愛して、子供を出産したものの、島から出て行方不明になっていることだった。
ジュリエット(リリー・ジェイムス)と婚約者マーク(グレン・パウエル)
ジュリエットはマークにエリザベスのことを調べてくれるように頼む。彼女の心には、ガーンジー島に住み着いて、読書会とエリザベスのことを書きたいという、物書きとしての意欲が沸々とわいて来たのだった。
敏腕編集者のシドニー・スターク(マシュー・グード)とジュリエット
謎があり、恋もあり、なかなか面白い映画だった。けれども、私は婚約者のマークが気の毒に思えた。豪華な婚約指輪をプレゼントし、ジュリエットに会うために、空軍の飛行機を使って島までやってくる。それにジュリエットの「読書会の中心人物だったエリザベスの行方を探して」という頼みに、手を尽くして真面目にやってくれる。にもかかわらず、最後は振られてしまうのだ。
ジュリエットが作家として歩んでいくためには、マークという上流階級の男性とは結婚しないほうがいいのかもしれない。けれど、そこに至るまでの、彼女の心の葛藤の描き方が浅いため、マークを振る理由が納得できなかった。だから、上記のような感想を持ちました。
謎の人物エリザベスが登場したシーン(過去の出来事として)は、かなりのおもしろさだった。そして、リリー・ジェイムスをはじめ、出演者の何人かがTVの「ダウントンアビー」に出ていた人なのだそうだ。ベテラン俳優たちの上手さが際立っていたと思う。やはりイギリスの役者は、シェイクスピアの舞台を経験しているからなのかと思いました。
原題:THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY
監督:マイク・ニューウェル 出演:リリー・ジェイムス、 ミキール・ハースマン、
グレン・パウエル、 ジェシカ・フラウン・フィンドレイ、 キャサリン・パーキンソン、
マシュー・グード、 トム・コートネイ、 ペネロープ・ウィルトンetc.
2018年 フランス/イギリス
1946年、終戦直後のロンドンで、作家のジュリエット(リリー・ジェイムス)は1冊の本をきっかけに「ガーンジー島の読書会」のメンバーと手紙を交わすようになる。戦時中ナチスドイツに占領されていた島で、読書会と創設者の女性エリザベスは人々の心をつなぐ存在だった。このエピソードに魅了されたジュリエットは、取材のためガーンジー島を訪れるが、エリザベスの姿はなく、やがて読書会メンバーが隠す重大な秘密に気付く。
読書会(The Guernsey Literary & Potato Peel Pie Society)メンバー
島での読書会メンバーの歓待とはうらはらに、記事を書きたいという思いをメンバーに伝えると、「書かないで!絶対に」と拒絶されてしまう。やがてエリザベス不在の謎や、メンバーが胸に秘めた過去が明らかになっていく。
ジュリエットことリリー・ジェイムス(美人ですね!)
その秘密は、読書会の中心人物だったエリザベス(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)が、島に滞在していたナチスの兵士と恋愛して、子供を出産したものの、島から出て行方不明になっていることだった。
ジュリエット(リリー・ジェイムス)と婚約者マーク(グレン・パウエル)
ジュリエットはマークにエリザベスのことを調べてくれるように頼む。彼女の心には、ガーンジー島に住み着いて、読書会とエリザベスのことを書きたいという、物書きとしての意欲が沸々とわいて来たのだった。
敏腕編集者のシドニー・スターク(マシュー・グード)とジュリエット
謎があり、恋もあり、なかなか面白い映画だった。けれども、私は婚約者のマークが気の毒に思えた。豪華な婚約指輪をプレゼントし、ジュリエットに会うために、空軍の飛行機を使って島までやってくる。それにジュリエットの「読書会の中心人物だったエリザベスの行方を探して」という頼みに、手を尽くして真面目にやってくれる。にもかかわらず、最後は振られてしまうのだ。
ジュリエットが作家として歩んでいくためには、マークという上流階級の男性とは結婚しないほうがいいのかもしれない。けれど、そこに至るまでの、彼女の心の葛藤の描き方が浅いため、マークを振る理由が納得できなかった。だから、上記のような感想を持ちました。
謎の人物エリザベスが登場したシーン(過去の出来事として)は、かなりのおもしろさだった。そして、リリー・ジェイムスをはじめ、出演者の何人かがTVの「ダウントンアビー」に出ていた人なのだそうだ。ベテラン俳優たちの上手さが際立っていたと思う。やはりイギリスの役者は、シェイクスピアの舞台を経験しているからなのかと思いました。
原題:THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY
監督:マイク・ニューウェル 出演:リリー・ジェイムス、 ミキール・ハースマン、
グレン・パウエル、 ジェシカ・フラウン・フィンドレイ、 キャサリン・パーキンソン、
マシュー・グード、 トム・コートネイ、 ペネロープ・ウィルトンetc.
2018年 フランス/イギリス